オンライン診療システムを選ぶ際にチェックするべきポイントとは?

公開日:2023/06/15  最終更新日:2023/07/04

チェックポイント

現在、さまざまな病院やクリニックなどでオンライン診療が普及しています。患者にも浸透されつつあるので、導入を検討している医療機関も少なくありません。そこで今回は、これから病院やクリニックなどでオンライン診療システムを導入したいと考えている医療従事者に向けて、選ぶ際にチェックするべきポイントをご紹介します。

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オンライン診療はそのほかの診療方法と何が違う?

オンライン診療とは、インターネット上で行う診断のことです。最近はオンライン診療を行っている医療機関が増加していますが、すべての病院やクリニックなどで対応しているわけではありません。また、サービスを利用したいと考えている患者も、具体的にどのように利用すればよいのか分かっていない場合があります。

とくに、スマートフォンやタブレットなどの操作に自信がないシニア層は不安を覚えていることでしょう。しかし、自宅などにいながら医師が診断してくれるので、サービスを利用したい患者もその便利さと手軽さに魅力を感じています。今後はこれまで以上に普及するでしょう。

外来診療との違い

外来診療は患者が病院やクリニックなどに足を運んで診察を受けます。しかし、オンライン診療は自宅などにいながら診察を受けられるのです。ただし、入院治療が必要な場合や医師が患者の自宅などに訪問して治療する場合では、オンライン診療が適さない場合があります。

また、外科的治療が必要な場合でも適さない場合があるので、すべての患者の症状に適しているわけではありません。

オンライン診療システムが提供する主な機能

オンライン診療システムには、主に5つの機能があります。これらの機能は、スタッフの作業負担を軽減するだけではなく、人件費の削減にもつながるのが特徴です。

予約および受付管理

患者はオンライン診療システムから、24時間いつでも予約受付ができます。インターネット上で患者みずから予約できるので、病院やクリニックなどは予約状況などを確認するだけですむのです。電話や対面で予約を受け付けるためのスタッフを配置する必要がなくなり、人件費の削減やスタッフの作業負担を軽減できます。

オンライン問診

オンライン問診は、多くの病院やクリニックなどで導入されています。患者は診察を受ける前に問診内容を入力するのが一般的です。医師は問診内容に基づいて診察を行います。しかし、オンライン問診なら事前に患者の症状を把握できるので、病院やクリニックなどでは患者の症状に合わせた適切な準備が行えるのです。

また、電子カルテを連携すると、カルテの記入のわずらわしさから解放されます。業務の効率化を図りたい場合におすすめです。

ビデオチャット診療

ビデオチャット診療は、患者と医師が画面上で対話しながら診療します。患者は事前に診察時間を予約し、時間になるとビデオチャット機能をオンにするだけ。発熱している状態で病院やクリニックなどに足を運ぶ必要がなく、診療時間になるまで待合室などで待機している必要もないので、身体的な負担を軽減できます。

また、医師も発熱している患者と対面しないので安心して診療できるのです。

クレジットカード決済

オンライン診療システムなら、クレジットカードを持っていない患者に対応するために、コンビニの後払いシステムも導入できます。幅広い年齢層に対応している場合は、このようなシステムの導入も検討しましょう。

処方箋の発行および送信

薬の処方もオンライン上で実施できるので便利です。患者は希望する薬局で薬を処方してもらえます。患者は薬局に薬を受け取る方法と、宅配により受け取る方法のいずれかを選択できるのも特徴です。体調がとくにつらいときは、薬局に足を運ぶのも難しいので、そのようなときに宅配サービスは便利でしょう。

オンライン診療システムを選ぶ際にチェックするべきポイント

こちらでは、オンライン診療システムを選ぶときにチェックすべきポイントを紹介しましょう。

検査や触診が実施できない

オンライン診療システムは、すべての病気や怪我に対応できるわけではありません。検査が必要と思われるときや緊急性が高い場合に、検査や触診ができないからです。そのため、オンライン診療を導入する場合は、病院やクリニックなどが提供している診療の内容と一致しているか確認する必要があります。

報酬が低くなる

対面診療と比較すると報酬が低くなります。こちらは厚生労働省のサイトから確認可能です。サービスは普及していますが、報酬が低いので導入を見送る病院やクリニックも存在します。

処方できない薬がある

安全管理が必要な薬やハイリスクの医薬品は処方できません。病院やクリニックなどが提供している診療の内容と一致しているか確認する必要があります。

費用が発生する

初期費用は無料の場合もありますが、数十万円発生することもあります。長くシステムを利用したい場合は、メーカーの料金を比較して検討しましょう。予算の範囲内にとどめるとともに、費用を回収できるようにすることが大切です。

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まとめ

オンライン診療は、人件費の削減やスタッフの作業負担の軽減などの効果が期待できます。普段忙しく勤務しているスタッフの負担を軽減できるので、スタッフの勤務意欲の向上につながるでしょう。また、患者の負担も軽減できます。

今まで以上に普及することが予想されるので、病院やクリニックなどが提供している診療内容がオンラインでも問題なく対応できる場合は、システムの導入を検討しましょう。

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