オンライン診療と対面診療の違いとは?メリットや費用などを比較

公開日:2023/10/15  最終更新日:2023/07/21


オンライン診療の導入を検討しているが、対面診療とどう違うのか、はっきりとは理解していない医療機関の方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事ではそんな方に向けて、オンライン診療と対面診療の違いや、それぞれのメリットとデメリット、症状や状況による使い分けのコツなどを解説します。

オンライン診療と対面診療の基本的な違い

オンライン診療と対面診療の基本的な違いは、医師と患者が直接会って診察するか否かと、費用です。それぞれ詳しく解説します。

直接対面し診療するかどうか

オンライン診療は、スマートフォンやタブレット、パソコンといった通信機器とインターネット環境を利用して、医師と患者が実際に会わず、遠隔で診察する方法です。患者は自宅にいながら診察を受けられるため、遠方の人や忙しい人、体が不自由な人でも簡単に受診できます。

対して対面診療は、医師と患者が診察室で直接会って診察する、従来の診察方法です。体の不調を詳しく診てもらえるため、説明が難しい場合などには対面診療をおすすめします。

費用面が異なる

そして費用についても、オンライン診療と対面診療とでは違いがあります。オンライン診療は対面診療に比べて、診療報酬が低く設定されており、初診料は対面診療の約90パーセントにあたる251点、外来診療料は対面診療より1点低い73点です。

また、オンライン診療には上記診療費とは別に、システム料やアプリの使用料、治療薬や処方箋の送料などの費用が発生します。使用するオンライン診療システムや医療機関によって、必要とされる額はまちまちです。

こうして聞くと、オンライン診療は損ではないかと思う方もいます。ですが、全国どこでも受診が可能なオンライン診療は、交通費や移動時間、待ち時間がカットされるため、トータルでは満足度の高い傾向にあります。

オンライン診療と対面診療それぞれのメリットとデメリット

前項では主に、患者の視点でのオンライン診療と対面診療のメリットを挙げました。それでは医療機関視点での、オンライン診療と対面診療のメリットはどういったものがあるのでしょうか。デメリットも交えて解説します。

オンライン診療のメリットとデメリット

医療機関においてのオンライン診療のメリットとして、院内感染を未然に防げる点や、事前問診によって円滑に診療ができる点が挙げられます。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を機に、世間の感染症に対する考え方が敏感になりました。オンライン診療はそういった背景もあり、それまでは認められなかった初診からのオンライン診療を可能にした経緯を持ちます。オンライン診療を導入することで、感染症の患者とそうでない患者の接触を極力抑えられ、院内感染を未然に防ぐことが可能です。

また、オンライン診療は、事前に問診するシステムが設けられており、対面診療にくらべて時間や手間が削減できます。これにより、診療方針が立てやすく、円滑に診察することが可能になりました。

しかし、オンライン診療にもデメリットは存在します。それは、情報の不足から正しい診断ができない場合があることです。オンライン診察は、肉眼による診察や触診ができません。これにより、患者の体の変化に気づきにくく、結果として正しい診断ができない場合がでてくるのです。これを防ぐため、定期的な対面診療も必要とされています。

このほかにも、医師と患者、双方の受診環境を整え、周知する必要性があります。特にインターネット環境は、通信不良によって診察ができないこともあります。環境を整える重要性を事前に説明することが、大切といえます。

対面診療のメリットとデメリット

対面診療のメリットは、直接患者の体の異常を見聞きできるため、詳しく診察することが可能です。コミュニケーションも取りやすいことから、より多くの患者の異常に気づけます。

このようなメリットの一方で、デメリットとして挙げられるのが医療機関の混雑です。対面診療は問診を当日に行い、診察へと移るため、時間がかかります。患者ひとりひとりの対応に時間を要することから、結果として医療機関が混雑します。また、その対応するための人員も必要です。このことから、対面診療は費用対効果にも難があることがわかります。

オンライン診療と対面診療の症状や状況による使い分けのコツ

オンライン診療は、症状によっては向いてない場合があります。そこで対面診療との使い分けのコツを紹介しましょう。オンライン診療は、高血圧や糖尿病、ぜんそく、花粉症など、慢性疾患で症状が安定している場合や、軽い風邪のような症状の場合に向いています。

一方、オンライン診療に向かない症状とは、急な腹痛などの急性疾患や怪我、症状が重い慢性疾患の場合などです。これらの場合は、対面診療をおすすめします。症状が軽度や落ち着いていて、処方箋や薬だけが欲しい場合などはオンライン診療を選んでもらうとよいでしょう。

まとめ

オンライン診療と対面診療の違い、それぞれのメリットとデメリット、症状や状況による使い分けのコツなどを解説しました。オンライン診療と対面診療の違いは、直接会って診察するか否かと費用です。

オンライン診療のメリットとして、院内感染を未然に防げる点や、事前問診によって円滑に診療ができる点が挙げられます。対してデメリットは、正しい診断をできない場合もあること、受診環境を整え、周知する必要があることです。

そして、対面診療のメリットは、患者を詳しく診察が可能であり、その反面、医療機関が混雑しやすいことがデメリットとして挙げられます。オンライン診療と対面診療には、このようにさまざまな違いや特徴があります。オンライン診療のことをよく知り、あなたの関わる医療機関でも、導入してみてはいかがでしょうか。

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